レモンチキンの発祥は中国


レモンチキンというからあげについて、日本の人はどれくらい知っているのでしょうか。これは、鶏肉のからあげにレモンソースをつけたり、かけている料理で、国によっても様々な種類があります。

というのもこのレモンチキンですが、発祥は中国ですが、今や中国ではさほど有名な料理ではないそうです。むしろカナダであったり、イタリア、オーストラリアなどで食されていることが多いそうです。

カナダであればからあげに濃厚なレモンソースをかけたものや、イタリアでは鶏肉をまるごと白ワインやレモン、タイムといった香草と一緒にローストしたものです。もうからあげの姿はなくなっていますね。オーストラリアでは、バターをかけたからあげにレモンソースをかけたものになっています。

発祥が中国なのに、中国ではさほど有名ではなく他の国で有名になっているとは少々不思議な料理ですね。日本ではまだまだ有名ではなく、他の国でのレモンチキンが流れてきているそうなので、名が広まるのももう少ししてから、といったところでしょうか。

ただ、からあげに「レモンソース!?」と聞いてびっくりする人もいるかと思いますが、実際に皆さんがからあげを食べている姿を思い出してみてください。というのも、みなさんからあげを食べるときに、添えてあるレモンをからあげにかけますよね?レモンチキンもそんな感覚でレモンとからあげを一緒に食べるものです。どうでしょうか、この話しを聞くとさほど変な料理だとは思わず、むしろ日本人にも馴染んだ味だと思いませんか?まだまだマイナーなレモンチキンですが、今後日本人にも愛されるような料理になることを祈っています。


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